【2022年8月24日更新】JALA 無痛分娩施設検索 「情報公開に積極的な無痛分娩施設のリスト」への公開依頼の際の留意点について

【2022年8月24日更新】JALA 無痛分娩施設検索 「情報公開に積極的な無痛分娩施設のリスト」への公開依頼の際の留意点について

(この記事は、2019年5月19日付けでJALAサイトDOCに掲載された記事(JALA 無痛分娩施設検索 「情報公開に積極的な無痛分娩施設のリスト」への公開依頼の際の留意点について | JALA (jalasite.org))を改定したものです。今回の主な改定箇所は青字の部分です。)

JALAサイトでは、2019年3月14日より全国無痛分娩施設情報の提供を開始し、「情報公開に積極的な無痛分娩施設のリスト」(以下、「リスト」)の公開依頼をいただいた施設について、掲載条件に適合していることが確認され次第、順次、「リスト」への掲載及び施設情報の公開を行っております。情報の公開を円滑に進めるため、特に公開依頼の際にご留意いただきたい事項と、「リスト」への掲載後の情報の更新の頻度について、ご説明申し上げます。

 

  • JALAでは今の段階を、無痛分娩に関する情報公開の体制整備をさらに推進する時期と考えています。各無痛分娩施設には、「自施設のサイト」での無痛分娩に関する情報公開をお願いしています。

 

  • 「リスト」への掲載の条件は、以下の通りです。
    • JALAサイトDOCに掲載されている「無痛分娩取扱施設のウェブサイトにおける 「自施設の診療体制に関する情報公開」の内容について」(https://www.jalasite.org/doc/wp-content/uploads/2019/02/2019-2-9-施設サイトにおける情報公開の内容と方法.pdf)における「施設情報」が、自施設のサイトに掲載されていること。
      • 「施設情報」は、2018 年 7 月から厚生労働省のウェブサイトに掲載されている「厚生労働省のウェブサイトに掲載を希望した無痛分娩取扱施設」のリストの項目と同一です。具体的には以下の項目です。これらの情報が自施設サイトに掲載されている必要があります。(厚生労働省のサイトは、行政側の調査への回答内容を掲載しています。このため自施設のサイトにこの内容を掲載することは掲載条件となっていません。JALAでは、各施設から正確な情報が自発的に公開されることが重要と考えており、自施設のサイトでの情報公開をお願いしています。尚、令和3年7月5日付けの厚生労働省からの通知「無痛分娩の安全な提供体制の構築について(補足)」によると、「無痛分娩の提供体制に関する情報公開についての関連で、現在、厚生労働省では、無痛分娩の診療体制に関する情報のうち、医師数と診療実績に関する情報のみを取りまとめて、暫定的に掲載しています。今後、JALA における公開に一元化することを予定しています」とされています。

この度、無痛分娩取扱施設の情報公開の一元化の時期について厚生労働省と協議を行い、

・ 令和5年3月31日をもって厚生労働省ホームページにおける無痛分娩取扱施設の情報公開を中止すること。

・ 令和5年4月1日以降、無痛分娩取扱施設に関する情報公開は、JALAサイトにおける公開に一元化すること。

・ JALAサイトへの一元化に際して、無痛分娩取扱施設の掲載条件はJALAが設定した条件に一元化すること。

以上3点を決定しました。つきましては、現在厚生労働省ホームページに掲載をされている無痛分娩取扱施設がJALAサイトへの掲載を希望する際に、令和5年3月31日までの期間をJALAサイトの掲載条件を満たすための猶予期間とし、その上でJALAサイトにおける一元化を行います。その後は、無痛分娩施設情報リストとしてはJALAサイトのリストが唯一のものとなりますので、現在、厚生労働省ホームページに掲載をされている無痛分娩取扱施設で、JALAサイトに未掲載の施設におかれましては、令和5年3月31日までに、JALAへの公開申請を進めていただくようお願い申し上げます。

「施設情報」は以下の5項目です。(変更はありません)

  • 自施設の施設名・郵便番号・住所・電話番号
  • 無痛分娩情報公開中のページ個別URL
  • 産婦人科と麻酔科の合計常勤医師数(資格のある医師の延べ人数ではなく実人数)
  • 産婦人科と麻酔科の合計非常勤医師数(資格のある医師の延べ人数ではなく実人数)
  • 全分娩取扱数・無痛分娩件数・帝王切開件数(集計対象期間)

 

  • JALAの施設情報入力システムにおける入力内容が、自施設のサイトに掲載されている情報と矛盾がないこと。
    • 自施設のサイトに施設情報入力システムにおける入力内容と全く同一の情報が掲載されている必要はありませんが、上記の項目については、自施設サイトだけで全ての情報が得られるようにしてください。
    • 自施設サイトの記事を更新する際には、院内の手続き等で時間と手間がかかる施設もあるかと思われます。そのような場合は、施設情報入力システムの入力内容をPDF形式で出力するボタンがありますので、出力されたPDFを自施設サイト内に掲載していただくことができます。

 

 

  • 特にご留意いただきたい事項
    • 施設情報入力システムへの入力に際して
      • 「無痛分娩情報公開中のページ個別URL」について:ここには、自施設のトップページのアドレスではなく、自施設の無痛分娩に関する情報が掲載されているページのURLを入力するようにしてください。
        • このURLは、一般向けJALAサイトの全国無痛分娩施設情報のページから無痛分娩施設の検索を行う一般の妊婦さん等に活用してもらうことを想定しています。最初にトップページに誘導した場合、そこから無痛分娩関連情報のページへの到達が難しくなると考えられます。まず、無痛分娩関連情報のページに誘導し、必要なら他のページに進んでもらう方が利用者にとってはわかりやすいと考えられます。

 

  • 産婦人科と麻酔科の勤務医師数について
    • 自施設サイトに、産婦人科と麻酔科の常勤・非常勤の勤務医師数に関する情報を掲載し、その数字と一致するように施設情報登録システムの勤務医師数欄に入力してください。
      • 自施設サイトに医師紹介欄がある場合、そこで紹介されている医師の数と施設情報登録システムに入力した医師の数に矛盾がないようにしてください。
      • 自施設サイトで産婦人科・麻酔科の常勤医・非常勤医全員を個別に紹介いただくことまではお願いしていません。基本的に人数が一致しているようにしてください。
      • 非常勤医数については、施設により変動が大きいことも考えられることから、今後は施設データ登録システムでの掲載が確認できれば、自施設サイトで確認できない場合でも「リスト」への公開は可能と判断するようにいたします。
    • 施設情報入力システムの「産婦人科と麻酔科の合計常勤医師数」が「うち産婦人科医師数」と「うち麻酔科医師数」の和と一致するようにしてください。
      • 産婦人科医で麻酔科標榜医資格ももっておられる先生につきましては、「産婦人科医師数」のところと「うち麻酔科標榜医資格を有する産婦人科医師数」のところにカウントするようにしていください。
      • 医師数は、資格のある医師の延べ人数ではなく実人数を入力してください。
    • 施設情報入力システムの「産婦人科と麻酔科の合計非常勤医師数」が「うち産婦人科医師数」と「うち麻酔科医師数」の和と一致するようにしてください。
      • 産婦人科医で麻酔科標榜医資格ももっておられる先生につきましては、「産婦人科医師数」のところと「うち麻酔科標榜医資格を有する産婦人科医師数」のところにカウントするようにしていください。
      • 医師数は、資格のある医師の延べ人数ではなく実人数を入力してください。

 

  • 分娩取扱実績について
    • 集計対象期間は最近の1年から3年程度としてください。
    • 「全分娩取扱数」が、「非無痛経腟分娩件数」、「無痛分娩件数」、「帝王切開分娩件数」の3者の和に一致するようにしてください。
      • ここでは、「無痛分娩件数」は「無痛経腟分娩件数」のことを指しています。
      • 無痛分娩をはじめたけれど、結果的に帝王切開になった場合、どちらに入れるのか、疑問が生じるかと存じますが、ここでお示しいただく件数は、結果としての経腟分娩・帝王切開数をお願いします。無痛分娩症例における経腟分娩達成率等については、自施設サイトでご紹介ください。
    • 自施設サイトにも必ず、最近の「全分娩取扱数」、「無痛分娩件数」、「帝王切開分娩件数」を掲載するようにしてください。難しい場合等は、施設情報入力システムのPDF生成機能の活用もご検討ください。

 

  • 「リスト」への掲載後の情報の更新
    • JALAの施設情報入力システムにおける入力内容は、JALAサイトでの「リスト」に掲載後、少なくとも1年に1回は最新の情報に更新してください。

 

JALA事務局:公益社団法人 日本産婦人科医会事務局内

E-mail:info@jalasite.org

 

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