2019年1月6日にカテゴリーA、B、Cのモデル講習会を無痛分娩分担研究班研として開催しました。
- カテゴリーA は「カテゴリーAについて考える」と題して、前半に「無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言」の内容と、「講習会」の定義を「現在急務である無痛分娩診療の安全向上を目的として、各医療スタッフにより無痛分娩が安全に実施されるために定期的に開催されるものである」という確認を行い、後半に「硬膜外麻酔による神経障害」の講演を行いました。
- カテゴリーBはJ-CIMELSで行っているシミュレーション講習を「硬膜外鎮痛急変対応講習」のシナリオで行いました。
- カテゴリーCはJ-CIMELSで行っているシミュレーション講習「ベーシックコース」シナリオで行いました。
- 講習会の最後に研究班会議としてこれらのモデルコースが「無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言」の講習会のカテゴリーに沿った内容であるか以下のように検討討議いたしました。
- カテゴリーA:今後は、講義内容の前半は一定とし、後半部分はいくつかのパターンを用意し、他のシミュレーションカテゴリー講習会に併設する形や、産科の研究会や学会で講師派遣しカテゴリーAとして開催する事を検討いたします。
- カテゴリーB:今後も改善の余地は有るがおおむね適当と判断されました。
- カテゴリーC:適当と判断されました.今後、ACLSなどの蘇生シミュレーション講習会をどのように考えていくかは継続審議となりました。
第2回モデル講習会を2018年度内に開催予定としています。