医療法人社団NANTいわさレディースクリニック
分娩施設情報
勤務医医師数(2025/2/19 現在)
分娩取扱実績(2024/1/1 ~ 2024/12/31 )
無痛分娩に関する対応方針とマニュアル等の整備状況
無痛分娩に関する設備及び医療機器の配備状況
急変時の体制
危機対応シミュレーションの実施の有無とその内容
無痛分娩麻酔管理者について
麻酔担当医について
無痛分娩に関わる助産師・看護師について
日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況
周辺の地図
| 郵便番号 | 192-0033 |
|---|---|
| 住所1 | 東京都八王子市 |
| 住所2 | 高倉町46-2 |
| 電話番号 | 042-649-3461 |
| 無痛分娩に関する情報公開 | https://iwasa-lc.jp/delivery/
情報の最終更新日 2025/6/19 |
注:妊娠分娩の取扱状況や診療時間等について、必ずお電話で事前に御確認ください。
| 常勤医 | 非常勤医 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 産婦人科医師数 | 1名 |
5名 |
6名 |
| うち麻酔科標榜医資格を有する産婦人科医師数 | - |
- |
- |
| 麻酔科医師数 | - |
1名 |
1名 |
| 合計 | 1名 |
6名 |
7名 |
| 全分娩取扱数 | 非無痛経膣分娩件数 | 無痛経膣分娩件数 | 帝王切開分娩件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 件数 | 494件 | 236件 | 130件 | 128件 |
| 希望による無痛分娩の受け入れ有無 | あり |
|---|---|
| 無痛分娩の導入対象 | 原則は計画分娩だが自然陣発にも24時間にて対応 |
| 鎮痛の方法 | |
| 硬膜外麻酔実施の有無 | あり |
| CSEA実施の有無 | なし |
| 無痛分娩の標準的な説明文書のウエブ公開の有無 | あり |
| 説明文書が掲載されている個別URL | https://iwasa-lc.jp/delivery/ |
| 説明文書に記載の最終更新日 | 2025-06-19 |
| 説明文書による同意取得の有無 | あり |
| 無痛分娩マニュアルの有無 | あり |
| 当該マニュアルが掲載されている個別URL | https://iwasa-lc.jp/wp-content/uploads/f30c41a8455c7e1e4bdf5767d6edab37.pdf |
| 当該マニュアルに記載の最終更新日 | 2025-09-28 |
| 無痛分娩看護マニュアルの有無 | あり |
| 当該マニュアルが掲載されている個別URL | https://iwasa-lc.jp/wp-content/uploads/IMG_0715-scaled.jpeg |
| 当該マニュアルに記載の最終更新日 | 2025-09-28 |
| 麻酔器の有無 | あり |
|---|---|
| 除細動器(又はAED)の有無 | あり |
| 母体用生体モニターの有無 | あり |
| 蘇生用設備・機器の有無 | あり |
| 緊急対応用薬剤の有無 | あり |
| 急変時の体制 | 自施設で一次対応後、他施設と連携 |
|---|---|
| 他施設連携時の重症母体搬送先 | |
| 医療機関名 | 東海大学八王子病院 |
| 搬送方法 | 救急車 |
| 搬送時間 | 15分 |
| 他施設連携時の重症新生児搬送先 | |
| 医療機関名 | 都立小児総合医療センター |
| 搬送方法 | 救急車 |
| 搬送時間 | 30分 |
| 産婦人科常勤医の総人数 | 1 名 |
| 上記産婦人科常勤医のうち 母体救急蘇生法講習会受講者数 |
JCIMELS:0 名 PC3:0 名 |
| 産科勤務助産師・看護師の総人数 | 20 名 |
| 上記産科勤務助産師・看護師のうち 母体救急蘇生法講習会受講者数 |
JCIMELS:0 名 PC3:0 名 |
| 上記産婦人科常勤医のうち 新生児救急蘇生法講習会受講者数 |
NCPR:1 名 |
| 上記産科勤務助産師・看護師のうち 新生児救急蘇生法講習会受講者数 |
NCPR:10 名 |
| 実施の有無 | あり |
|---|---|
| 具体的な実施内容(実施ありの場合のみ) | 無痛分娩中に発生した局所麻酔中毒(LAST)が疑わしい一例 1. はじめに(背景) 無痛分娩における硬膜外麻酔は安全性の高い手技であるが、まれに局所麻酔中毒(Local Anesthetic Systemic Toxicity:LAST)を起こすことがある。今回、当院で経験した局所麻酔中毒の一例について報告し、安全管理の向上を図る。 2. 症例概要 患者背景:年齢39歳、妊娠週数40週5日、身長163cm・体重48.5kg、 産科既往:G2P0、妊娠中の合併症無 既往歴:なし 3. 無痛分娩の実施状況 ●患者入院後の経過:陣痛初来のため40週4日入院。入院後にエピ入れ施行し、無痛開始。 ● 硬膜外麻酔の手技:挿入レベルL3/4頭足5cm固定 深さ4.3cm、局所麻酔1%キシロカイン3ml、テストドーズは無痛カクテル5ml、挿入時やテストドーズによる有害事象なし 4. 事象発生時の経過(時系列) 20:55 初回投与。無痛カクテル5ml、母体安定、FHR正常。 それ以降はPIBで45分毎に無痛カクテル5ml使用。 9:20(翌日)微弱陣痛のためアトニンで促進開始。 10:35痛み増加、子宮口8cm、NRS8、1.5%キシロカイン5ml 11:13 severeLDあり、酸素投与開始、アトニンオフ、子宮口全開大。その後、回復あり経過観察。 13:05 NRS9-10のため1.5%キシロカイン5ml。2時間所見変化ないため分娩停止の診断で帝王切開の方針に。 13:50 腰椎麻酔用の局所麻酔1%キシロカイン3ml 13:52 腰椎麻酔 L4-5 0.5%マーカイン2.1ml 14:01 児娩出 14:15 痛み訴えあり。2%キシロカイン溶液5ml硬注(2%キシロカイン20ml+メイロン2ml ) 14:15鎮静目的にソセゴン静注 14:20頃 不穏言動あり、当初はソセゴン静注の影響と考えていた。しかし、いつもと違う雰囲気を感じた。 術中発言内容 下半身がジンジンする、肩が痛い、腕(ソセゴン静注後)が痛い、傷口が引っ張られる感じがする、夫はなにしていますか?ベビーと面会していますか?ベビーの泣き方はつまったような泣き方をするのですね。 15:00帰室後は更に悪化。救急車に電話をかける、背中を刺されたと言う。 15:25 局所麻酔薬中毒と考え脂肪乳剤投与開始。 16:30 個室へ移動 17:00 症状は落ち着く 5. 一般的な治療内容 ・局所麻酔薬投与の中止 ・酸素投与 ・気道確保 ・循環管理 ・イントラリポス投与量:ボーラス1.5 mL/kg、持続0.25 mL/kg/min ・痙攣対策:ミダゾラム等 ・胎児評価:FHR、緊急分娩の検討 6. 原因と考察 手術室での患者の言動は軽度不穏であり、ソセゴン静注の影響も考えられた。しかし、帰室後の言動や行動は明らかに異常であった。無痛分娩での硬膜外麻酔、帝王切開の腰椎麻酔、帝王切開中に追加した硬膜外麻酔を考えると局所麻酔薬中毒が強く疑われた。使用薬剤はキシロカイン、アナペイン、マーカインであり、使用量を考えるとキシロカインの影響が強く疑われた(使用極量に関しては別紙参照)。また、ソセゴン静注の影響と思い込みもあり、軽い不穏症状出現~治療開始まで約1時間を要してしまった。文献を参考にすると、不穏程度の局所麻酔薬中毒は数分で改善することが多いようであった。 今回の局所麻酔使用量 キシロカイン(1%換算で)最大投与量35ml 今回の使用量31ml アナペイン(0.2%換算で)最大投与量80ml 今回の使用量25ml以下(発症まで) マーカイン(0.5%換算で)最大投与量16ml 今回の使用量2.1ml 8. 結語 無痛分娩中の局所麻酔中毒は早期発見・迅速対応で良好な予後が得られる。破水、促進剤使用、分娩第2期による痛み増加で即効性のあるキシロカインを使用する症例、緊急帝王切開で硬膜外麻酔を使用する症例にはさらなる注意が必要と思われる。本症例を踏まえ、安全管理体制を強化していく必要がある。 |
| 最終実施日 | 2025-11-19 |
| 氏名 | 岩佐紀宏 |
|---|---|
| 所有資格 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 / 日本専門医機構認定産婦人科専門医 |
| 無痛分娩実施歴 | 実施施設名:いわさレディースクリニック 実施期間 :2024-01-01 ~ 2025-02-19 経験症例数:227 |
| 1. 氏名 | 岩佐紀宏 |
|---|---|
| 勤務形態 | 常勤 |
| 所有資格 | 日本産科婦人科学会産婦人科専門医 / 日本専門医機構認定産婦人科専門医 |
| 無痛分娩実施歴 | 実施施設名:いわさレディースクリニック 実施期間 :2024-01-01 ~ 2025-02-19 経験症例数:227 |
| 無痛分娩研修修了助産師・看護師数 | 7 名 |
|---|---|
| NCPR資格保有者数 | 10 名 |
| 研修受講歴 カテゴリD | 講習会名 :JALAカテゴリーD講習 受講者数 :11 名 受講年月日:2025-07-01 |
| 日本産婦人科医会偶発事例報告への参画の有無 | あり |
|---|---|
| 妊産婦死亡報告事業への参画の有無 | あり |
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