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「24時間対応」と「誘発無痛分娩」について

「24時間対応」と「誘発無痛分娩」について

  • 無痛分娩を実施している医療機関には24時間いつでも無痛分娩に対応出来る施設と、そうでない施設があります。ここではどうしてそのような違いがあるのか、ということについてご説明します。
  • 無痛分娩を行う際、陣痛がはじまったことを確認した上で、局所麻酔薬を投与して痛みを軽減するのが理想です。いつでも無痛分娩を実施できる施設は、自然陣痛にあわせて24時間体制で対応します、しかしながら、わが国では24時間いつでも無痛分娩を実施できる医師が待機している施設は限られています。無痛分娩に24時間対応できない施設では、可能な範囲で無痛分娩を行うことになりますが、この場合には無痛分娩のご希望にお応えできないことがどうしても多くなってしまいます。このような事情に対応するために考え出されたのが「誘発無痛分娩」という方法です。この方法では、無痛分娩を開始できる体制が整っているときに陣痛がはじまるように、お産が近づいたタイミングを見はからって子宮収縮薬等を使って陣痛の誘発が行われます。
  • 無痛分娩取扱施設のことを調べる際には、その施設の無痛分娩のやり方をよく確認するようにしてください。

     

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